スピーキング対策

Examinerと会った瞬間から勝負です。大きな笑顔とはきはきした口調、自信ある態度で挨拶しましょう! これ、結構重要です。試験官はちゃんと訓練された人たちで、正しい判断を下せるようトレーニングされていますが、最初の数分間の印象で「この人はこれぐらいのレベルだな」とだいたいの予測をつけるそうです。「できる人」と思われた流れができると、自信にもつながりますよね。

Part1

なので、挨拶からPart1につながる自己紹介のあたりで、できるだけ良い印象を与えましょう。自分のことを話すのだから、練習しておけますよね。そして、どんなに簡単でシンプルな内容でも、アカデミックな単語を使うことをお忘れなく! それから「わたし、しゃべりすぎ!?」と思うぐらいペラペラと続けてOKです。必要であれば、Examinerがちゃんとストップをかけてくれますから。

Part2

Part2ではメモをちゃんととることをおすすめします。紙と鉛筆、1分間という時間をわざわざ与えてくれるのだから、これらを使わない手はありません。メモをとるうえでわたしが気をつけていたのは「Past→Present→Future」というストーリーを作りだすこと。そして「PREP Method」テクニックです。例えばわたしがIELTSを受けたときのトピックは「あなたが尊敬する人物について」でした。「父のことを話そう!」と一瞬で決めてしまい、あとの時間をメモ書きに費やしました。「わたしが子供の頃はどんなお父さんだったか?」「今の関係は?」「これからの父との関係は?」など頭の中で想像して、その流れとその説明に使えそうなアカデミック・ボキャブラリーをメモしておきました。

話している途中でネタがつきそうになったら? PREPを思い出してみます。「Main Pointは言ったかな?」それに対して「Reasonsを述べたかな?」、そして「Examplesをだして説明したかな?」、最後にもう一度「このスピーキング内容のPointを言えたかな?」などなど。「話している本番中にそんなことできない!」と思いますか? それにはやっぱり練習です。いろいろなトピックに対応できるように、やはり訓練が必要です。独り言でもいいので、とにかく話し続けることができるよう練習しましょう。

Part3

そんなにイジワルな質問はされないと思いますが、もしも返答に困ってしまいそうなら(困ってからではなく、間があいてしまうその前に!)、Fillersを使いましょう。会話の間を上手にうめることがポイントです。例えば「Well, let me think…」「That’s a difficult question to answer…」「Well, the first thing that comes to mind is…」などと口にしながら、言うことを考えるのです。けっしてだんまりしてしまわないように!

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